第一回横浜マラソンへ出場。
2015年3月15日に開催された、第一回横浜マラソンへ参加しました。途中で膝を故障しタイムは最悪でしたが、とても良い大会でした。
(最初に補足)
私のマラソンの参加履歴、ベスト記録などは、[随時更新]私のマラソン履歴の記事をご参照下さい。
はじめに
私はマラソン歴約5年、フルマラソン4度目、ベストタイムはギリギリサブ4の、アラフォーランナーです。
今回は、初の都市型大会への参加でした。睡眠不足や故障、練習不足もありタイムは散々でしたが、第一回の記念すべき大会に参加し、横浜の景色を楽しむことができました。
横浜マラソンとは?
今まで10キロやハーフで行われていたマラソン大会を、今年からフルマラソンに鞍替えした、25,000人規模の大会です。
応募は昨年7月で、抽選で4倍程度の倍率でしたが、ラッキーにも当選できました。
横浜マラソン2015
横浜マラソンのアクセスは良い。
私は東京西部に住んでいるため、比較的アクセスは良く、みなとみらい線の「みなとみらい駅」まで、順調に行くことができました。
過去に参加した、富士山マラソン・かすみがうらマラソン・湘南マラソンと比較し、やはり都市型大会は、東京近郊に住んでいる身としては近くて楽だなと実感しました。前泊していく予算的余裕のない私としては、行くだけで疲労してしまうマラソン大会よりは、近くの大会は良いものです。
横浜マラソンの受付
横浜マラソンは前々日の金曜か、前日の土曜日に受付する必要があります。
私が過去に参加した大会は全て、ゼッケンと計測チップが事前郵送で当日受付なしでしたので、前日受付は面倒に感じました。現地に近い私でも面倒ですから、遠方の方は、宿泊せざるを得なかったのではと思います。
しかし受付自体は、スペース・担当の方の人数とも十分で、大変スムーズでした。
パシフィコ横浜にて前日受付
ランナー受付入り口
土曜日の昼前。並ばずに受付完了。
受付の後、出口までの間には、横浜マラソンEXPOを通過するのですが、これはなかなか面白く、スポンサーの展示だけではなく、横浜マラソンのコースにまつわる様々な情報(うんちく)を知ることができました。
前日受付は面倒でしたが、好天にも恵まれ、多くの方が横浜観光を楽しまれたのではないでしょうか。
全18箇所で全てパフォーマンスが。
コースを順に辿る展示。
当日現地にもこの看板は置いてあり、あ、ここね、と走りながら思い出すことができました。
おかしな給水パフォーマンスも。
ラッキー給水なるものが。横浜名物
ゴール近くの景色
この景色を、明日見られるだろうか・・・なんて考えました。
スポンサーのブース
なかなか盛り上がっておりました。
当日の朝
当日は、荷物を預ければOKです。
8:30スタートですが、荷物締め切りは7:30、私が着いたのは7:10過ぎ。結構ギリギリで焦りましたが、現地は駅や現地のパシフィコ横浜まで、混雑していませんでした。前日受付により皆さんがルートを知っていることが、無用な焦りを防ぎ、スムーズな移動を可能にしているのかな、と感じました。
また、荷物を預けるスペースも、今までのどの大会よりもスムーズで、25,000人規模の大会とは思えませんでした。
さらに良いところは、パシフィコ横浜は屋内なので、体制を整えてスタートの列に向かうまで、風雨にさらされないこと。これは、ありがたかったです。
スタートまで
荷物を預け、スタート列に向かう中でトイレに行きましたが、男子小用は十分な数があり、数分待ちで使用できました。
ただ、この先に罠が。パシフィコからスタート列に並ぶまでに、フェンスでぎゅっと幅が狭くなっている場所があり、なかなかスタート列に行けないのです。
フェンスを乗り越えるランナーもおり、なかなか混乱しておりました。まあ、ギリギリに並ぶ方が悪い感もありますが、導線の狭いところは広がると良いのにと思いました。(私はグロスタイムを気にしないので、スタートが後ろになっても全く焦りませんでしたが・・・)
いよいよスタート
スタートしてから
スタートしてからは、もちろん大規模大会ですから混雑しますが、私がこれまで参加した1万人規模の大会と比較しても、道幅も広く、カーブも無理がなく、スムーズに走ることができました。
スタート後は、沿道の応援が途切れません。みなとみらい、横浜スタジアム、県庁通りと、横浜の名所を巡ります。ここは、全く退屈せず、景色を楽しみます。
一旦名所が過ぎ、本牧、根岸、磯子と、だんだんと殺風景な景色になりますが、相変わらず沿道の応援が励みになります。
首都高速は、不思議な体験
杉田という所で折り返すと、首都高速に乗ります。ここは横浜マラソンのひとつのハイライトです。
*私は、普段はタイム重視で走っており、マラソン大会中に写真を撮ることはありません。しかし、この日は腸脛靭帯炎で足を引きずりながら休み休みのランでしたので、「たまには」と写真を撮ってみました。
首都高速へ
料金所を通過します。
なかなか開放感があります。
ただ、首都高速上は結構バンクしていることと、継ぎ目の金属の段差が大きいことから、案外走りにくいものでした。ただ、なかなか良い経験ができたと思います。
また、一般の方の応援のない首都高速上では、給水所のパフォーマンス、励ましが嬉しかったです。日体大の方々の励まし・チア・太鼓の音は、本当に力になりました。
ゴールまで
首都高速を降りると30キロ過ぎですが、殺風景な本牧埠頭を走り、シンボルタワーで折り返します。
ここが単調かつ往復ルートで、最もきつかった部分ですが、ここでも、マリノスのチア・チームや、よさこいチームの応援パフォーマンスに、沢山の元気をもらいました。
そして、いつもは一番辛いラスト2キロは、山下公園前を通過し、今まで経験しなかった程たくさんの方の応援を受けながら、本当に気持ちよく走ることができました。
いよいよゴール
ゴールは、みなとみらいの臨港パークです。
今回は4度目のマラソンにして、仕事による寝不足(入社以来、年度残業記録)と、練習で痛めた膝(腸脛靭帯炎)による故障もあり、タイムはいつもの一時間落ちの5時間と、散々たる結果でした。
しかし、横浜マラソン第一回の記念すべき大会に参加でき、たくさんの方に応援を頂き、なんとか完走できて本当に参加してよかったと思いました。
完走後はドリンクと立派なメダルを頂きました。その後ヘロヘロとパシフィコ横浜に荷物を取りに戻る途中に、タオルを貰うのですが、ボランティアの方々が一人一人の肩にタオルをかけてくれました。これは初めての経験で、結構嬉しかったです。
その後、荷物を受け取り、そのままパシフィコ横浜の中で壁際に座り込み着替えたのですが、屋内で着替えられるのは、完走後急激に体が冷えていく中で、とてもありがたかったです。もし当日雨だったりしても、パシフィコ横浜の広いスペースで何とか濡れずに着替えができたのでは、と思います。
横浜マラソンのまとめ
横浜マラソン、参加して良かったです。来年も抽選に当たれば、脚の故障を治し、万全の体調で参加したいと思います。
しかし、最後に一言。15,000円の参加費は高額過ぎます。もう少し安くなると良いなと思いました。
それでも、12,500円の湘南マラソンよりは、単調でないコース・完走メダルのデザインや質、エイドの充実度、全て勝っており、素敵なタオルも付いていることから、(Tシャツはトントンとしても)、満足度は横浜マラソンが上でした。
(あくまで個人的な感想です。湘南マラソンも良い大会でしたが、暑い中で完走後、水も貰えなかったのが悪い印象として残っています。)
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